この記事でわかること
- 1万人以上の施術経験から見えた「自宅ケアの限界」
- なぜ美容師が自らシャンプーを作ることにしたのか
- トステア成分に辿りついた背景と「再整」の考え方
- Sheer Bloomの香りと「yohaku.」という名前に込めた思い
- 先行予約が9日間で完売した理由
1万人の髪に触れて、ずっと感じていたこと
サロンで整えた髪が、1週間もたない。名古屋市中区大須でヘアサロンno√を営む僕が、長い間抱えてきた課題です。
カラーで透明感を出しても、縮毛矯正でなめらかに仕上げても、お客さまが次にご来店されるころには元に戻っている。「また広がってきちゃって」「うねりが戻ってきました」。そんな声を、何百回と聞いてきました。
施術の腕が足りないのかと悩んだこともあります。でも、同じ施術をしても自宅ケア次第で持ちがまるで違う。サロンでできることには限界があると、ある時点で認めざるを得ませんでした。
「自宅で使うもの」が変わらなければ、髪は変わらない
サロンでの施術は月に1〜2回。自宅でのシャンプーは毎日。単純な回数で考えると、髪に触れる時間は自宅のほうが圧倒的に長い。
市販のシャンプーが悪いわけではありません。ただ、洗浄力が強すぎたり、コーティングで一時的にツルッとさせるだけだったり。施術で整えた内部構造を壊してしまうものも少なくありませんでした。
「じゃあ何を使えばいいですか」と聞かれて、自信をもって薦められるものがなかった。既存のサロン専売品も試しましたが、どこか「ここが足りない」という思いが消えませんでした。
ないなら、自分で作るしかない。そう思ったのが、CüL yohaku.の出発点です。
美容師 千村亮より
「お客さまに"これを使ってください"と手渡せるシャンプーがほしかった。他社の製品を売るのではなく、自分の施術と地続きのケアを届けたかった。それがすべての始まりです。」
トステアという成分に辿りついた理由
毎日のシャンプーで、髪の内側を整え直す。その発想の核になったのが、トステア(アミノエチルチオコハク酸ジアンモニウム)という成分です。
髪のうねりや広がりは、毛髪内部のジスルフィド結合が乱れることで起きます。外側からコーティングしてもその場しのぎになりやすい。内側の結合構造そのものに働きかける成分が必要でした。
トステアは、美容師の間ではケアカラーやダメージレス施術と相性のよい成分として知られています。サロンの施術で使うものを、毎日の洗髪にも組み込めないか。そこから処方の設計が始まりました。
洗浄成分にはケラチン由来のマイルドなものを選びました。頭皮と髪に負担をかけず、トステアの働きを邪魔しない。洗い上がりのきしみがなく、泡立ちもよい。その両立に、何度も試作を重ねました。
「再整」という言葉に込めた意味
CüL yohaku.は「再整シャンプー」と名づけました。
「修復」でも「補修」でもなく、「再整」。壊れたものを直すのではなく、乱れたものをもう一度整え直す。その繰り返しが、髪を少しずつ扱いやすくしていく。
1回使って劇的に変わるものは作りたくなかった。それは裏を返せば、強い成分で一時的に見た目を変えているだけだから。毎日洗うたびに、ほんの少しずつ整えていく。その積み重ねのほうが、髪にとっては自然なことだと考えています。
だから「再整」。何度でも整え直せるという安心感を、この言葉に込めました。
Sheer Bloomの香りが決まるまで
フリージアとホワイトリリーを基調にした「Sheer Bloom」。この香りに辿りつくまでにも、時間がかかりました。
甘すぎず、フレッシュすぎず。バスルームでふわっと広がって、洗い流したあとにほのかに残る。そんな香りを探していました。
シャンプーの時間を「ただ髪を洗う作業」ではなく、一日をリセットする時間にしてほしい。CüLのコンセプトは「余白のある毎日へ」です。忙しい一日の終わりに、ほんの数分でも自分のための時間を感じてもらえたら。
Sheer Bloomには、そんな思いが入っています。
9日間で完売した先行予約。届いた声
2026年7月18日の発売に先駆けて実施した先行予約が、9日間で完売しました。
正直なところ、ここまでの反響は予想していませんでした。サロンのお客さまはもちろん、SNSで知ってくださった方からもご注文をいただいて。「ずっとこういうのを探していた」「美容師さんが作ったなら信頼できる」という言葉が、何よりうれしかった。
特に多かったのが、「毎日使えるもので髪を変えたかった」という声。月に1回のサロンだけでは足りないと感じていた方が、想像以上にいらっしゃいました。
美容師 千村亮より
「完売の報告を受けたとき、驚きよりも先に安堵がありました。"必要としてくれる人がいた"ということが、何より嬉しかったです。」
「yohaku.」という名前に込めた思い
CüLのコンセプトは「余白のある毎日へ」。yohaku.(ヨハク)という名前は、そのまま「余白」から取りました。
毎日は忙しくて、やることに追われて、気づけば自分のことが後回しになっている。そんな日々のなかで、シャンプーの時間だけは自分に立ち返れる。そういう余白をつくりたかった。
髪を整えることは、見た目を変えるためだけじゃありません。髪が整うと、少しだけ気持ちも整う。朝、鏡を見たときに「今日はいいかも」と思える。その小さな変化が、一日の過ごし方を変えることがあります。
yohaku.は、そんな余白を毎日の暮らしに届けるためのプロダクトです。
CüL yohaku.シリーズのラインナップ
名古屋市中区大須のヘアサロンno√から生まれたCüL yohaku.シリーズ。現在、以下のラインナップでお届けしています。
yohaku.
シャンプー
yohaku. 再整シャンプー
300ml ¥4,950 / 1000ml(業務用)
ケラチン由来洗浄成分 + トステア配合。マイルドな洗い心地で、毎日使い続けやすい処方。
yohaku.
トリートメント
yohaku. 再整トリートメント
300ml ¥4,950 / 1000ml(業務用)
シャンプーで整えた内部構造を安定させ、補修と保湿の両面からアプローチ。
yohaku.
セット
yohaku. 300mlセット(シャンプー+トリートメント)
セット ¥9,900
ライン使いで再整の実感を高めたい方に。香りはSheer Bloom(フリージア&ホワイトリリー)。初回先行予約分は9日間で完売。
CüL yohaku. を公式ストアでチェックする
CüL公式ストアへサロンケアとの組み合わせで、もう一段先へ
yohaku.は「自宅ケア」として設計しましたが、サロンケアと組み合わせることで変化の実感が高まります。
矢場町駅4番出口から徒歩7分、上前津駅8番出口から徒歩7分。名古屋市中区大須のno√では、トステアカラーやダメージレス縮毛矯正「質感再整ストレート」、濃密炭酸泡ヘッドスパなど、髪質改善に特化した施術を行っています。
| ケアの場所 | 内容 | 役割 |
|---|---|---|
| サロン(no√) | トステアカラー / 質感再整ストレート / 濃密炭酸泡ヘッドスパ / EMSヘッドスパ | 月1〜2回、プロの手で集中的に整える |
| 自宅(CüL yohaku.) | yohaku.再整シャンプー&トリートメント | 毎日の洗髪で、整えた状態を維持・育てる |
サロンで整えて、自宅で育てる。この「二段階ケア」が、僕がたどりついた答えです。
よくある質問
なぜ美容師がシャンプーを開発したのですか?
サロンで1万人以上の髪に触れるなかで、施術後の自宅ケアが追いつかないという課題を感じ続けてきました。自信をもってお客さまに手渡せるシャンプーが必要だと考え、自ら開発に至りました。
市販のシャンプーと何が違うのですか?
洗浄成分にケラチン由来のマイルドな成分を採用し、トステア(アミノエチルチオコハク酸ジアンモニウム)を配合しています。洗うたびに毛髪内部の結合構造を整え直す「再整」の考え方で設計されています。
どんな髪質の人に向いていますか?
うねり・広がり・パサつきが気になる方に使いやすい処方です。カラーやパーマを繰り返している方、縮毛矯正後のホームケアを探している方にも手に取っていただいています。
先行予約が9日間で完売したのは本当ですか?
はい、初回の先行予約分は9日間で完売しました。サロンのお客さまを中心に、SNSでの口コミ経由でもご注文をいただきました。現在はCüL公式ストアで通常購入が可能です。
購入はどこでできますか?
CüL公式ストア(cul-official.stores.jp)でご購入いただけます。300ml単品各¥4,950 / セット¥9,900。サロン向け1000ml詰め替えセットもご用意しています。名古屋市中区大須のno√サロンでもお取り扱いがあります。